e-bioが手がけるバイオマス発電は、間伐採で森林をよみがえらせるために木材を買い取って木質チップに加工燃焼してガス化する発電方式です。一般的な直接燃焼に比べてエネルギー回収率に優れ、同時に発生する熱を農業に利用することでより効率的に資源を利用することが可能です。天候に左右されず、24時間のガス化発電が可能です。

Fit認定では、2MW未満の未利用材を用いたバイオマス発電所は、40円/kw、2MW以上は32円/kwの売電価格があり、e-bioは2MW未満を推進しています。
資源がまばらに分布している日本では、それぞれの地域で小規模なバイオマス発電所を各地に設けて、地域で活用し循環させていくことが重要です。e-bioは、エネルギーの地産地消を目指し、日本各地での林業の再生と森林保全に取り組みます。

e-bioでは、e-karatと連携して発電所にかかる設備の点検·整備等に努めます。オペレーションからメンテナンスまでを一手に担えるように、e-flatグループ全体で取り組みます。

e-bio のバイオマス発電所では、一般的に用いられるダウンドラフト式ではなく、アップドラフト式ガス化炉を導入しています。より幅広い木材に対応できるアップドラフト式ガス化炉ですが、タールが大量に発生するという問題があります。しかし、この問題を燃焼炉により解決したことで、幅広い木材に対応できるというメリットを最大限に生かしています。